3月
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2025.03.02
3月に入って過ごしやすい日が続いていますね。
春は、アンパランスになりやすい季節とされています。
3月は冬の間の「陰」が少しずつ減ってきて「陽」が一気にあふれてくる季節のはじまり。
気温も心地よくなって草木も芽吹いてくる陽気な季節なのですが、逆に体は季節の変化
に心と体が影響を受けやすい時期でもあります。
東洋医学の概念では、春は「肝の季節」とされています。
肝は肝臓?ととらえがちですが、東洋医学ではその臓器と働きを合わせて「肝」といいます。
肝は「血液力」とも言われており、春をイキイキと元気に過ごすには
「血液力」をを上げる事が重要とされています。
「肝」がダメージを受けるとイライラ、眠れない、疲れやすいなどの症状がでやすくなります。
又巡りが滞ることで肩こりや筋がつりやすくなったりします。
・身体のだるさ
春先は冬にため込んだ老廃物の解毒の為「肝」には大きな負担が・・
そのため強い倦怠感があり身体がだるく重くなります。
・ストレス過敏
「肝」は、ストレスや感情の調整機能も担っています。負担がかかって機能が低下すると
ストレスに敏感になったり普段よりもイライラを強くかんじます。
・不眠
「肝」の機能が低下すると、なかなか眠れない、眠りが浅い
夜中に目が覚めてしまうなどの不調が現れます。
自律神経が乱れやすくなることも不眠の原因につながります。
・頭痛
「肝」には血の循環作用があります。疲労により「血」の循環が悪くなると
頭痛がでやすくなります。
ストレスが溜まると、自律神経の調整機能も持つ「肝」の機能が低下します。
定期的にストレスを発散させて「肝」にかかる負担を減らす事を心がけましょう。